美容皮膚科ティファクリニック新宿東口 院長の今井 和樹です。当院には、開院以来変わらない方針があります。「必要のない治療は、すすめない」——それだけです。当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、美容医療の構造を知ると、これを守り続けることの意味が見えてきます。今日はその話を、正直に書きます。
まず、美容医療の構造を正直にお話しします
美容クリニックの診療は、そのほとんどが自由診療です。保険がきかないため、施術をすればするほど売上が上がる構造になっています。
これ自体は悪いことではありません。良いものを提供して対価をいただくのは、どんな仕事でも同じです。ただ、この構造は「必要以上にすすめる」動機に変わりやすい側面も持っています。私はそれを否定も肯定もしませんが、自分の診療では流されないと決めています。
患者さんから、こんな声を聞くことがあります
長く現場にいると、他院での経験を打ち明けられることがあります。
- 「行くたびに、新しい施術をすすめられる」
- 「断りづらい空気の中で、コースを契約してしまった」
- 「担当の医師が、いつのまにか変わっていた」
もちろん、誠実なクリニックはたくさんあります。すべてがそうだという話ではありません。ただ、こうした声を聞くたびに、同じ医師として胸が痛むのも事実です。
当院が「あえてやらない」と決めている3つのこと
1. 相談内容から話を広げすぎない
ほうれい線のご相談に来た方に、「目元も」「頬も」と提案を足していくことはしません。まず、今日の悩みに向き合います。
2. その場で決めさせない
「今日だけ特別」といった、即決を迫る言い方は使いません。一度持ち帰って、冷静に考える時間は必要だと考えているからです。
3. セットで盛らない
「まとめたほうがお得」という形で、必要のない施術を抱き合わせることはしません。
「それで経営は成り立つのですか」とよく聞かれます
正直、よく聞かれます。答えは——成り立ちます。むしろ、そのほうが長く続くと考えています。
必要なことだけを伝えるクリニックには、長く通ってくださる方が残ります。一度きりの大きな売上より、何年も続くお付き合いのほうが、結果的にずっと安定する。実際、当院には数年来お付き合いのある患者さんが多く、ご紹介で来てくださる方も少なくありません。それがこの方針への答えだと、私は受け止めています。
クリニック選びで見ていただきたいこと
もし今、どこに通うか迷っている方がいたら、価格だけで選ばないでほしいと思います。見ていただきたいのは、次のような点です。
- 「なぜこの治療が必要か」をきちんと説明してくれるか
- 断ったときに、穏やかに受け止めてくれるか
- 高額な契約を「一度持ち帰ります」と言える雰囲気か
信頼できるクリニックは、翌日に連絡しても同じ態度で迎えてくれるはずです。
最後に
美容医療は、正しく付き合えば毎日を少し軽くしてくれるものだと私は考えています。信頼できる相手と、無理のないペースで。当院のカウンセリングでも、「今日は話を聞くだけ」で構いません。どうぞ気軽にいらしてください。
※自由診療(保険適用外)です。効果・ダウンタイムには個人差があります。施術のリスク・副作用については診察時にご説明します。
