結論:エラの張りには、大きく「筋肉(咬筋)が発達したタイプ」と「骨格によるタイプ」があります。ボトックスで小さくしやすいのは、筋肉タイプのほうです。まずは自分がどちらのタイプかを見極めることが、遠回りしないための第一歩です。ここでは、その仕組みと注意点を、院長の今井が解説します。

エラの張りには、2つのタイプがあります

「エラを小さくしたい」というご相談は、とても多いお悩みのひとつです。ただ、ひとくちに「エラ張り」といっても、原因は人によって違います。

① 筋肉(咬筋)タイプ

食いしばりや噛みしめのクセで、あごの「咬筋(こうきん)」という噛む筋肉が発達し、エラが張って見えるタイプです。ボトックスが向いているのは、こちらです。

② 骨格タイプ

下あごの骨そのものが張っているタイプです。この場合、筋肉をゆるめるボトックスでは、大きな変化は出にくいとされています。

多くの方は、この2つが混ざっています。だからこそ、「どちらの要素が強いか」を診察で見極めることが大切です。

かんたんセルフチェック

ご自宅でできる、目安のチェックです。

こうしたことに心当たりがあれば、筋肉タイプの要素が強いかもしれません。ただし、これはあくまで目安です。最終的には診察で確認します。

どうやって小さくなるの? 変化はゆっくりです

エラボトックスは、発達した咬筋の動きをやわらげることで、少しずつ筋肉のボリュームを抑えていく施術です。

大切なのは、変化がゆっくりだということです。注射をしてすぐに小顔になるわけではありません。数週間から1〜2ヶ月ほどかけて、少しずつフェイスラインが変わっていくのが一般的です(感じ方には個人差があります)。

必要な量(単位数)は、筋肉の発達具合によって一人ひとり異なります。当院では、噛んだときの筋肉の状態を診てから決めていきますので、量の目安はカウンセリングでご説明します。

食いしばり・歯ぎしりが気になる方へ

エラボトックスには、見た目の変化とは別に、食いしばりや歯ぎしりの力をやわらげるという側面もあります。

日中の無意識の食いしばりや、就寝中の歯ぎしりが気になる方が、結果としてフェイスラインの変化も感じられる——ということもあります。気になる方は、カウンセリングでご相談ください。

注意しておきたいこと

「1回で劇的に」ではなく、経過を見ながら続けることで、無理なくフェイスラインを整えていく——私はそう考えています。

よくあるご質問

Q. 1回で小顔になりますか?

A. 変化はゆっくりで、数週間〜1〜2ヶ月ほどかけて出てくるのが一般的です。1回で劇的に、というより、経過を見ながら整えていく施術です(個人差があります)。

Q. 噛めなくなりませんか?

A. 咬筋の"張り"をやわらげる量で調整します。一時的に噛む力が弱く感じられることはありますが、食事に大きな支障が出ないよう、筋肉の状態を診て量を決めます。

Q. どのくらいの間隔で受ければいいですか?

A. 効果は数ヶ月かけて徐々に戻るため、様子を見ながら繰り返すのが一般的です。目安は診察でご説明します。

まとめ:まず「どちらのタイプか」を見極めることから

エラボトックスは、筋肉(咬筋)タイプのエラ張りに向いた施術です。骨格タイプの場合は変化が出にくいこともあるため、まずは診察で、自分のエラがどちらのタイプかを確認することが大切です。気になる方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。

※自由診療(保険適用外)です。効果・持続・変化の出方には個人差があります。施術のリスク・副作用については診察時にご説明します。